
ステンレス製の撹拌タンクに温調機能を組み合わせる場合、ヒーター・チラー・スチームなど複数の温調方法から現場に合った構成を選ぶ必要があります。
しかし、「温度ムラや焦げ付きをなくしたい」「設備投資を抑えながら精度も出したい」など、どのような温調の構成が最適なのかと悩む声は少なくありません。
本コラムでは、温調方式ごとの特長を整理したうえで、MONOVATEが手がけた実際の採用事例をご紹介します。
最適な温調方法がすぐわかるかんたん選定ガイドもご用意していますので、自社の課題に合う温調方法の選択にお役立てください。
温調とは
温調とは「温度調節」の略称です。対象物の温度を設定値に保つように制御することを指します。
温調とは
温調の工程は、医薬品・化粧品・食品・化学品など幅広い製造現場で取り入れられています。
業界や用途によって設備の呼び名は異なりますが、いずれも「加熱・冷却しながら混合・保持する」という共通の目的があります。
| 業界 | 主な工程・用途 | 設備の呼び名(例) |
|---|---|---|
| 医薬品 | 原薬合成、製剤溶解、混合、殺菌 | 反応缶、調製タンク、仕込み釜 |
| 化粧品 | 油相・水相の加熱溶解、乳化、調製 | 調製釜、乳化釜、仕込みタンク |
| 食品・飲料 | 加熱殺菌、溶解、発酵、調合、保温 | 仕込みタンク、調合タンク、発酵タンク |
| 化学品 | 反応、溶解、混合、冷却 | 反応槽、撹拌槽、反応釜 |
温調方法かんたん選定ガイド
かんたんな質問にクリックして答えていくだけで、最適な温調方法がわかります。
所要時間:約30秒
フランジヒーター方式 ご提案事例
フランジヒーター + ジャケットタンクの構成を採用した実際の事例です。
ボイラー廃止方針による、スチーム方式からの転換【導入事例】
スープウォーマー3台かつ手撹拌からの設備更新【導入事例】
フランジヒーター内蔵ジャケットタンク 製作事例
仕込み容量:100L

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仕込み容量:100~300L

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有効容量:125L

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容量:150L
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関連製品:ステンレス容器ヒーターユニット【HU】
- ヒーターがジャケット部に取り付けてあり、これ1台で液体を温めることができます。
- 温度計とヒーターの連動で混合液の温度を調節できます。
- 撹拌機を容器に取り付けでき、内容液を均一に昇温できます。
フランジヒーター内蔵温水タンク+温調用ジャケットタンク
温水製造用と温調用(仕込み用)でタンクを分けるセパレートタイプもご提案できます。
スチーム方式 ご提案事例
既設スチーム配管 + ジャケットタンクの構成を採用した実際の事例です。
既設のボイラー設備を有効活用し、生産効率を向上【導入事例】
スチーム方式のジャケットタンク 製作事例
容量:25L
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チラー・恒温槽方式(加温/冷却) ご提案事例
チラー + ジャケットタンク、恒温槽 + ジャケットタンク などの構成を採用した実際の事例です。
仕込み量を増やしつつ品質も保つ新しい製造方法へ【導入事例】

- 小型で電気駆動で温調できる糖化タンクをご希望
- チラー温調とアンカー撹拌で、安定した温度管理と混合が可能に
- 導入前テストを実施し、温度ムラのない安定した仕上がりに
- 生産効率の向上と作業負担の軽減
チラー(恒温槽) + ジャケットタンク 製作事例
精密な温度制御が可能で、品質要求が厳しい工程に適しています。
巻き付けヒーター/投げ込みヒーター方式 ご提案事例
巻き付けヒーター + タンク、投げ込みヒーター + タンクの構成を採用した実際の事例です。
巻き付けヒーター + タンク 製作事例
着脱が簡単で、既存タンクへの後付けも可能です。
投げ込みヒーター + タンク 製作事例
タンク内の液中直接ヒーターを投入して加熱するため、熱効率に優れています。
既存設備利用方式(加温/冷却) ご提案事例
既存の給水設備等を活用する温調タンクの事例です。
既存の温水(冷水)供給設備・配管 + ジャケットタンク 製作事例
ジャケット(外槽)部分に、温水や冷水を流し入れて温調します。
既存の温水(冷水)供給設備・配管 + コイル式熱交換器 + タンク 製作事例
直接液中に入れたコイルの内部に、冷水などを流して温調します。





















