ステンレス容器に溶剤を入れても大丈夫ですか?

ステンレス容器への溶剤使用は可能ですが、パッキン材質が適合しているか必ずご確認ください。

ステンレス自体は多くの溶剤に対して優れた耐薬品性を持っていますが、密閉容器として使用する場合はパッキンやガスケットの材質が溶剤に適合しているかが重要です。

ステンレスとの相性に問題がなくても、シリコン・フッ素ゴム・EPDMなどさまざまな材質のあるパッキンでは、溶剤によって膨潤や劣化が生じる場合があります。

各パッキン材質の耐薬品性については、以下の特性一覧表をご確認ください。
パッキン材質の耐薬品性一覧を見る

溶剤名や使用条件によって最適なパッキン材質は異なります。
どのパッキンを選定すべきか判断が難しい場合は、使用する溶剤名・濃度・温度・密閉条件などをお知らせいただければ、適合材質をご提案いたします。

パッキン材質との相性について問い合わせる

なお、ステンレス容器は多くの溶剤に使用できますが、塩化物を含む溶液や高温条件では腐食の可能性があります。
ご使用条件に応じて最適な仕様をご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

溶剤用ステンレス容器について問い合わせる