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600L温冷撹拌タンク 導入時と1年半後の様子

1台に集中していた仕込みを2台で分業。
600Lタンクを足して1年半、どう変わった?

低粘度品は600L、高粘度品は既存の真空タンクへ。
増えてきた大口の仕込みも、600Lタンクで。

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1年半前
・既存の真空タンクに集中:低粘度の製品までこの1台で作っていた。
・生産量が増加:真空が不要な製品も、大容量で作りたかった。
導入
・600L温冷撹拌タンク:蒸気と水道水を電磁弁で自動切り替え。
・既存の真空タンクはそのまま:低粘度品を600Lタンクへ。
1年半後
・粘度で使い分け:低粘度品は600L、高粘度品は既存の真空タンク。
・大口の仕込みに対応:増えてきた量の多い注文を600Lタンクで。
肌美和株式会社様
馬油・馬プラセンタの専門メーカー。
熊本の本場で、原料から製品まで一貫して製造しています。
OEM・PB製品の多品種製造にも対応し、化粧品・スキンケア製品を手がけています。

1年半前の導入をふり返る

導入から1年半 これまでのあらすじ
1年半前、高スペックな真空タンク1台に集中していた製造を分けるために、600L温冷撹拌タンクを導入いただきました。

導入時の記事では、「製品ごとの使い分けで、生産ラインがもっと回る」と紹介しています。
あれから1年半。現場を訪ねて、その後を伺いました。
1年半前の取材記事
既存の高性能タンクはそのままに、製品ごとの使い分けで生産ラインがもっと回る。
記事を読む →
制御盤付きジャケットタンクの導入事例

600Lタンクで仕込んでいるもの

Q 導入から1年半が経ちました。600Lタンクでは今、何をつくっていますか?
低粘度のボディソープやハンドソープの仕込み(原料を混ぜて中身をつくる工程)です。
最近はハンドソープが中心ですね。

うちはもともと、大きい量で注文を受けること自体があまりなかったんです。
それが最近ちょっと増えてきていて、そういう量の多いものを、このタンクでつくっています。
600Lタンクへの原料投入
▲600Lタンクに原料を投入する
600Lタンクの温度管理 蒸気と水道水の切り替え
▲蒸気と水道水をジャケットに通し、電磁弁で自動で切り替える

既存の真空タンクとの使い分け

Q 導入前は、真空で撹拌できる高スペックなタンク1台に、製造が集中していました。真空タンクとの使い分けは、うまくいっていますか?
基本は粘度で分けています。

ボディソープやハンドソープのように、ポンプで送れるくらいサラサラしたものは、こっちの600Lタンクで。
粘度の高いものや、泡を抜く必要があるものは、既存の真空タンクで作ります。

製品ごとに合うタンクへ振り分けられるようになって、稼働も週に2回くらい。
順調に稼働しているので、入れて良かったなと思います。
ステージの上の600Lタンクと奥の真空タンク
▲手前が600Lタンク、奥が真空タンク。粘度で使い分けている
\ 既存の設備はそのままに、足りない1台から /
タンクの追加・使い分けを相談する

仕込んだあとの移し替えと洗浄

Q 600Lタンクで仕込んだあとは、どのように次の工程へ回していますか?
量の多いときは大きな容器に、それ以外は200Lのステンレス容器などに移しています。

洗浄が大変な製品は、容器の内側にビニールを敷いて使っています。
ビニールを替えれば、容器を洗わずに済むので。

そこから充填機に移して、ボトルに詰めていきます。
ビニールを敷いた移し替え用のステンレス容器
▲製品を移すステンレス容器(左)。
ビニールを敷いて洗浄の手間を減らす
現場でのご提案
移し替え用の容器の洗浄を、もっと楽に

今回の訪問では、この移し替え用の容器の洗浄も話題になりました。

容器の側面下部にヘルール(配管をつなぐ継手)を付ければ、ビニールを敷く今の使い方はそのままに、洗浄の水を流して排水できます。
ビニールを敷かない製品なら、そこから中身を出すこともできます。

今お使いの容器への追加工と、側面下部に排出口のある容器への置き換え。
2つの方法をご提案しています。

1年半ぶりに現場を訪ねて

Q 今回、1年半ぶりに現場を見せていただきました。こうして訪問を受けてみて、いかがでしたか?
こうやって話せるのは、ありがたいですね。
自分もまだ本当にいろいろ分かっていない部分があるので、話を聞くだけでも違います。

悩みはその時々で変わっていくので、今日みたいに来ていただけると、その時の悩みをそのまま相談できるんです。
これからも、いろいろ教えてください。
配管を前に現場で話す様子
▲現場を見ながら、次の工夫を一緒に考える

【編集後記】

1年半ぶりにお伺いして、まず目に入ったのは、タンクのまわりに組まれたステージでした。据え付けの日に見送ったタンクが、毎日の仕込みの中にしっかり溶け込んでいました。

今回よかったのは、実際に現場を見ながらお話しできたことです。課題になっている工程をどうすればもっと良くできるか、作業される方の負担をどう減らせるか。そうしたことを、直接会話することができました。

これからも、現場に寄り添ったサポートを続けていきたいと思います。お忙しい中、ありがとうございました。

高性能タンク1台に頼る製造、分けて回しませんか?

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