1年半前の導入をふり返る
1年半前、高スペックな真空タンク1台に集中していた製造を分けるために、600L温冷撹拌タンクを導入いただきました。
導入時の記事では、「製品ごとの使い分けで、生産ラインがもっと回る」と紹介しています。
あれから1年半。現場を訪ねて、その後を伺いました。
1年半前の取材記事
既存の高性能タンクはそのままに、製品ごとの使い分けで生産ラインがもっと回る。
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600Lタンクで仕込んでいるもの
Q
導入から1年半が経ちました。600Lタンクでは今、何をつくっていますか?
低粘度のボディソープやハンドソープの仕込み(原料を混ぜて中身をつくる工程)です。
最近はハンドソープが中心ですね。
うちはもともと、大きい量で注文を受けること自体があまりなかったんです。
それが最近ちょっと増えてきていて、そういう量の多いものを、このタンクでつくっています。
▲600Lタンクに原料を投入する
▲蒸気と水道水をジャケットに通し、電磁弁で自動で切り替える
既存の真空タンクとの使い分け
Q
導入前は、真空で撹拌できる高スペックなタンク1台に、製造が集中していました。真空タンクとの使い分けは、うまくいっていますか?
基本は粘度で分けています。
ボディソープやハンドソープのように、ポンプで送れるくらいサラサラしたものは、こっちの600Lタンクで。
粘度の高いものや、泡を抜く必要があるものは、既存の真空タンクで作ります。
製品ごとに合うタンクへ振り分けられるようになって、稼働も週に2回くらい。
順調に稼働しているので、入れて良かったなと思います。
▲手前が600Lタンク、奥が真空タンク。粘度で使い分けている
仕込んだあとの移し替えと洗浄
Q
600Lタンクで仕込んだあとは、どのように次の工程へ回していますか?
量の多いときは大きな容器に、それ以外は200Lのステンレス容器などに移しています。
洗浄が大変な製品は、容器の内側にビニールを敷いて使っています。
ビニールを替えれば、容器を洗わずに済むので。
そこから充填機に移して、ボトルに詰めていきます。
▲製品を移すステンレス容器(左)。
ビニールを敷いて洗浄の手間を減らす
現場でのご提案
移し替え用の容器の洗浄を、もっと楽に
今回の訪問では、この移し替え用の容器の洗浄も話題になりました。
容器の側面下部にヘルール(配管をつなぐ継手)を付ければ、ビニールを敷く今の使い方はそのままに、洗浄の水を流して排水できます。
ビニールを敷かない製品なら、そこから中身を出すこともできます。
今お使いの容器への追加工と、側面下部に排出口のある容器への置き換え。
2つの方法をご提案しています。
1年半ぶりに現場を訪ねて
Q
今回、1年半ぶりに現場を見せていただきました。こうして訪問を受けてみて、いかがでしたか?
こうやって話せるのは、ありがたいですね。
自分もまだ本当にいろいろ分かっていない部分があるので、話を聞くだけでも違います。
悩みはその時々で変わっていくので、今日みたいに来ていただけると、その時の悩みをそのまま相談できるんです。
これからも、いろいろ教えてください。
▲現場を見ながら、次の工夫を一緒に考える