1Sと1.5Sのへルールサイズは口径が違うだけで他の寸法は一緒です。
1Sヘルールと1.5Sヘルールの違いについて
1Sヘルールと1.5Sへルールは口径(内径)のサイズが異なりますが接続部分の外径は同じです。
そのためクランプバンドとヘルールガスケット(パッキン)には互換性があり、1Sヘルール用、1.5Sヘルール用どちらのクランプバンドやガスケットも使うことができます。
ただしヘルールガスケットは口径(内径)に合わせた形状になっていますので、1.5Sヘルールに接続する際に1Sヘルール用のガスケットを取り付けると、ガスケットが配管内に露出し、破損などが起こりやすくなり異物混入の原因になります。
1Sと1.5Sヘルールどちらにも取り付ける可能性がある場合は、1.5Sヘルール用のガスケットをご使用いただくか、レジューサーと呼ばれるサイズ変換用の継手を間に接続してご使用いただくことをおすすめしています。
ヘルールレジューサー
選択例)片端が1Sサイズ、もう片端が1.5Sサイズ
ヘルールについて詳しく知りたい方へ
1. 技術コラム:工具不要で洗いやすい!容器や配管に欠かせない「へルール継手」
ヘルールの仕組みや用途、規格、サイズなどについて、こちらのコラムで詳しくご紹介しています。
2. 技術小冊子:今さら聞けない「ステンレス容器の配管用継手」
今さら聞けない「継手の基本」から、各継手の取り付け事例まで詳しく解説したMONOVATEオリジナルの選定ガイドです。ヘルール継手をはじめとする、ステンレス容器でよく使われる継手についてまとめています。
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