抹茶一晩70kgの自動輸送を実現。
難敵抹茶の払い出し問題も同時に攻略!
微粉砕機3台増設による回収課題を空気輸送で無人化。
エアレーションホッパーが翌日の作業を劇的に変える。
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設備選定・導入のご相談はこちら課題
・増設に伴う回収の限界:
微粉砕機を2台から5台へ増設したことで、一晩の生産量が70kgに倍増。人力での回収・運搬が物理的に不可能な状況に。
・抹茶特有の物性: 非常に付着・ラットホールしやすい粉体を、スムーズに次工程へ移せない(排出難)という懸念。
・抹茶特有の物性: 非常に付着・ラットホールしやすい粉体を、スムーズに次工程へ移せない(排出難)という懸念。
改善策
・粉粒体空気輸送機の新規導入:
微粉砕機→ふるい機→充填ホッパーの粉体工程を自動化。夜間の回収工程を完全無人化。
・エアレーションホッパーの採用: 排出箇所に空気を送り込む専用ホッパーを導入。抹茶の付着を抑制し、確実に出し切る仕様を構築。
・エアレーションホッパーの採用: 排出箇所に空気を送り込む専用ホッパーを導入。抹茶の付着を抑制し、確実に出し切る仕様を構築。
効果
・生産体制の最大化:
一晩70kgの夜間無人輸送を実現し、現場の増産要求に完全対応。
・作業負担の劇的軽減: 重労働だった手動回収を廃止。さらに翌朝の払い出し時の詰まりやラットホールを解消し、業務効率を大幅に向上。
・作業負担の劇的軽減: 重労働だった手動回収を廃止。さらに翌朝の払い出し時の詰まりやラットホールを解消し、業務効率を大幅に向上。
株式会社水宗園本舗
昭和34年創業。「安心・安全で美味しい商品づくり」を掲げ、茶産地から直接仕入れた茶葉の加工・販売までを一貫して手掛ける茶類製造メーカー。
「一生懸命に汗を流す」という実直なモノづくりの精神を大切にしながら、最新設備による抹茶製造など、時代のニーズに応える新しい挑戦を続けておられます。
導入前の課題と製造工程
設備導入を検討し始めたきっかけを教えてください。
抹茶の生産量をさらに引き上げたいと考え、茶葉粉砕を行う『微粉砕機』を増設したことが全ての始まりでした。
設備を増やせば、当然それだけ挽き上がる粉の量も増えます。
これまではステンレスの丸缶(容器)で受けていたのですが、増産分を夜間も無人で回し続けるとなると、手作業での回収には限界があり、粉を貯めておく場所(タンクのようなもの)がどうしても必要になったんです。
当初は単純に『大きなタンクを置いて、そこに貯めていけばいいだろう』と考えていたのですが、ただ貯めるだけではなく、そこからどう次工程へ運ぶか、どうスムーズに排出させるかという課題に直面し、具体的な解決策を探し始めました。
これまではステンレスの丸缶(容器)で受けていたのですが、増産分を夜間も無人で回し続けるとなると、手作業での回収には限界があり、粉を貯めておく場所(タンクのようなもの)がどうしても必要になったんです。
当初は単純に『大きなタンクを置いて、そこに貯めていけばいいだろう』と考えていたのですが、ただ貯めるだけではなく、そこからどう次工程へ運ぶか、どうスムーズに排出させるかという課題に直面し、具体的な解決策を探し始めました。
▲今回導入された粉粒体輸送システム
▲粉粒体空気輸送機使用イメージ
導入前の製造工程や課題はどのようなものでしたか?
以前は主に2台の微粉砕機で稼働しており、一晩回しても取れる粉の量は20kgほどでした。
その程度の量であれば、一つの容器で受けるだけで間に合っていたんです。
ただ、課題はその後の作業にありました。20kgの粉体が入った重い袋を容器から引き抜いて持ち上げるという作業が、現場にとって大きな負担だったんです。 この『持ち上げ作業』は、どうしても力のある男性作業員に依存せざるを得ず、誰にでもできる仕事ではありませんでした。
今回の増設で微粉砕機が5台に増え、生産量も一晩で70kgを目指すとなると、これまでのやり方のままでは肉体的な限界が来ることは明らかでした。
その程度の量であれば、一つの容器で受けるだけで間に合っていたんです。
ただ、課題はその後の作業にありました。20kgの粉体が入った重い袋を容器から引き抜いて持ち上げるという作業が、現場にとって大きな負担だったんです。 この『持ち上げ作業』は、どうしても力のある男性作業員に依存せざるを得ず、誰にでもできる仕事ではありませんでした。
今回の増設で微粉砕機が5台に増え、生産量も一晩で70kgを目指すとなると、これまでのやり方のままでは肉体的な限界が来ることは明らかでした。
▲自動輸送を担う粉粒体空気輸送機本体
設備選定の背景と仕様検討
導入を検討する中で印象に残ったこと、デモで良かった点は?
YouTubeで抹茶の輸送について調べていた際、MONOVATEさんの『エアレーションホッパーでの抹茶排出動画』がヒットしたのが非常に印象に残っています。あんなに綺麗に抹茶が排出されるのかと驚き、直感的に『面白そうだな』と感じました。
抹茶排出動画を見る
その後のデモでは、実際に私たちが扱っている粉体原料(抹茶)を使用し、本番と同じ条件でテストを行いました。
動画で見た通りのスムーズな動きが自分たちの原料でも再現できたことは、導入を決める上での大きな確信に繋がりました。
デモテストの様子を見る
抹茶排出動画を見る
その後のデモでは、実際に私たちが扱っている粉体原料(抹茶)を使用し、本番と同じ条件でテストを行いました。
動画で見た通りのスムーズな動きが自分たちの原料でも再現できたことは、導入を決める上での大きな確信に繋がりました。
デモテストの様子を見る
▲ラットホールを解消するエアレーションホッパー
\ 抹茶などの難粉体、自動搬送のご相談承ります /
粉体輸送の自動化を相談する
複数のメーカーを検討される中で、MONOVATEを選んでいただいた「決め手」は何でしたか?
最大の決め手は、やはり『エアレーションホッパー』という製品そのものにありました。抹茶の排出課題を解決できるこの装置はMONOVATEさん独自の製品であり、他社には代えがたいものです。
YouTubeの動画でその性能を見たときから、実質的に『MONOVATE一択』で検討を進めていました。
YouTubeの動画でその性能を見たときから、実質的に『MONOVATE一択』で検討を進めていました。
導入前テストと判断プロセス
デモテストから今回のオペトレの一連の流れの中で、弊社担当の対応でよかった点、安心した点は?
お茶業界では独自の特注製品を使用するのが珍しいらしく、今回の導入は私たちにとってもチャレンジ案件でした。そのため、MONOVATE営業のIさんや技術のTさんとのやりとりには特に気を使っていましたし、『こちら側もしっかり伝わるように説明しないと!』という思いで進めていきました。
結果として、『こちらとしては全部思いどおりには進められたかな』という実感を持てています。
結果として、『こちらとしては全部思いどおりには進められたかな』という実感を持てています。
▲オペトレの様子
\ 実際の原料で導入前テストを実施できます! /
デモのご相談・お申込みはこちら導入後に得られた効果
今回の装置を導入することで、どのような改善や効果が見込めると感じておられますか?
一番は、微粉砕機5台体制による『夜間の無人稼働』が現実のものになることです。一晩で70kgという、これまでの3.5倍の生産目標を達成できる見込みが立ちました。
加えて、衛生面でのメリットも非常に大きいです。今回の設備は粉が通るルートに開放している箇所が一切ない完全密閉のシステムなので、外からの異物混入(コンタミ)のリスクを極めて低く抑えられます。
また、以前のように20kgの粉袋を人の手で扱う重労働がなくなることで、現場の『脱・属人化』も進みます。誰でも安全に、かつ清潔な環境で効率的に働けるようになることは、非常に価値があると感じています。
加えて、衛生面でのメリットも非常に大きいです。今回の設備は粉が通るルートに開放している箇所が一切ない完全密閉のシステムなので、外からの異物混入(コンタミ)のリスクを極めて低く抑えられます。
また、以前のように20kgの粉袋を人の手で扱う重労働がなくなることで、現場の『脱・属人化』も進みます。誰でも安全に、かつ清潔な環境で効率的に働けるようになることは、非常に価値があると感じています。
▲エアレーションホッパーによる抹茶排出の様子
現場での工夫と運用評価
実際に装置を動かしてみて、新たな気づきや今後の運用面での課題はありますか?
期待通りの自動輸送が確認できた一方で、抹茶特有の『付着』という課題もやはり改めて見えてきました。特にホース内や輸送機器の一部に思った以上の粉が残っていたのは、今後の運用で真剣に向き合うべき気づきでした。
抹茶は種類によって鮮やかな緑から深い緑まで色が全く違います。次に流すお茶に前の粉が混ざってしまうと、製品の『色目』に影響が出てしまうんです。 これに対しては、例えばホースを最適な長さにカットして急なカーブ(R)をなくすといった設備面の微調整や、紐付きのウエスをバキュームで吸わせてホース内を清掃するなど、自分たちなりのメンテナンス方法も試していくつもりです。
抹茶は種類によって鮮やかな緑から深い緑まで色が全く違います。次に流すお茶に前の粉が混ざってしまうと、製品の『色目』に影響が出てしまうんです。 これに対しては、例えばホースを最適な長さにカットして急なカーブ(R)をなくすといった設備面の微調整や、紐付きのウエスをバキュームで吸わせてホース内を清掃するなど、自分たちなりのメンテナンス方法も試していくつもりです。
逆にもっとこうだったらよかったと思う点はありますか?
前工程の『ふるい機』も含めた一括した提案や、メーカー間での直接のやり取り、そして納入時の立ち会いまでを丸ごと管理してほしかったですね。
私たちには設計図を書くソフト(CAD)があるわけではないので、機械同士のつなぎ目や配置が、現場で本当にピタリと合うかどうかが一番の不安でした。
そこをメーカー同士が直接話し合って、図面を一つにまとめて進めてもらえると非常に助かります。 また、納入の際にはフォークリフトで重い機械を運び入れる作業があります。万が一の事故が起きないよう、そうした危険な現場作業の安全管理まで、メーカー側に一括して見ていただけると安心です。
そこをメーカー同士が直接話し合って、図面を一つにまとめて進めてもらえると非常に助かります。 また、納入の際にはフォークリフトで重い機械を運び入れる作業があります。万が一の事故が起きないよう、そうした危険な現場作業の安全管理まで、メーカー側に一括して見ていただけると安心です。
▲微粉砕機で挽かれた抹茶
貴社のようなお困りごとを抱えている他企業も多くいると思いますが、今回の設備導入は他社にもおすすめできる製品でしたか?
もちろんです。今、お茶業界全体で抹茶にはどこも力を入れています。かつて抹茶は限られたお茶屋さんにしか作れないものでした。
しかし今は、今回導入した微粉砕機のような技術がある。これによって、産地ではないお茶屋さんでも抹茶が作れるようになってきています。
そうしたプレイヤーが増えていく中で、今回私たちが直面した『増産分をどう自動で回収するか』という壁は、多くの会社がぶつかる課題になるはずです。私たちのチャレンジがMONOVATEさんの技術で形になったこの事例は、業界にとって非常に有力な解決策になると思います。
そうしたプレイヤーが増えていく中で、今回私たちが直面した『増産分をどう自動で回収するか』という壁は、多くの会社がぶつかる課題になるはずです。私たちのチャレンジがMONOVATEさんの技術で形になったこの事例は、業界にとって非常に有力な解決策になると思います。
【編集後記】
お茶業界では特注設備を導入するケースは稀だとお聞きしました。
そんな「前例の少ない挑戦」に、私たちの製品を選んでいただいたことに心から感謝いたします。増産というポジティブな課題に対し、伝統を守るだけでなく、最新の自動化技術を柔軟に取り入れる姿勢は、同じモノづくりに携わる者として非常に刺激を受けました。
特に、抹茶の排出という「難敵」に対し、弊社のエアレーションホッパーが解決の糸口となったことは、私たちにとっても大きな喜びです。今回の導入が、水宗園本舗様のさらなる発展と、お茶業界の新たな可能性を切り拓く一助となれば幸いです。
お忙しい中インタビューにご協力いただき心より感謝申し上げます。

